23th STEP 涙腺
左;担任の保育士さんとの初めての挨拶 右;入学式の雰囲気が怖くて…!
3月のある日、長女の保育園で卒園式がありました。
長女はこの4月に年長で、そのときはおくる立場での参加でした。
長女を迎えに行くと、ちょうど卒園生たちが先生と在園児のアーチをくぐって最後のお別れをしているときでした。先生たちも涙、お母さんも涙、お父さんも涙(!)…。そして見ていた(だけ)の私も涙(笑)。…私はこういう場面にめっぽう弱いのです。
長男が年中に上がる3月末、転勤で長男は転園をしました。
長男が通っていた保育園の園長さんはとても優しい人で、とてもお世話になりました。最後、挨拶をして出てくるとき、不覚(?)にもぼろぼろ涙が出たのです。長女のこの間の転園の挨拶を父母会でしているときも涙を抑え切れなかったり…。とにかく涙もろいのです。
それぞれ、思い入れはたくさんあって別れがたい気持ちはあります。でも後ろ髪を引かれる、というよりはもっと晴れ晴れとした気持ちなのに、我慢ができないのです。
こうなってくると、「子供」と「別れ」というキーワードの入っているものは、ことごとく涙腺の「開けゴマ」です(笑)。
TVの「はじめてのおつか○」なんて、泣いている子がかわいそうでかわいそうで、見ていられませんし(笑)、新入学シーズンのニュース地方版で「たった一人の卒業式」なんて題名で泣けるほど(おおげさ!?)。
そのたびに子供に顔を覗き込まれて、「ママ、また泣いてるよ…」「やっぱりね」なんて会話されるほど。ママとしての威厳にも響いているような…!
入園式、卒園式、入学式。
ぐっと我慢する(けど出ちゃう)涙は、胸にきます。
いろいろあったもんね。
いっぱい泣いたし、先生にも怒られて、何度も反省したのに出来なくて、そのときはどうなるんだろうって思ったよ。ちっちゃく生まれた長男君。食が細く、とっても怖がりで臆病だった長女ちゃん。今の君たちの姿をたくさんの人が見ているけど、ママしか見ることの出来なかったたくさんの場面を覚えている。だから胸がいっぱいになる。
きっと来年の今頃、今のママには想像できない姿に君たちは育っているんだろうな。
神さまがきっと助けてくれるからね。