さらに私たちは、国立の孤児院を訪問することになりました。
チームは、奉仕が終わって夜11時過ぎに夕食を食べ宿舎に戻って、1時頃ねて、朝5時には起きて早天祈祷をするという生活をしていたので疲れていました。
その日、孤児院へ行く前に男子の修道院へ案内されました。イリエさんは、「ここに来ると思索が否定的になる」と言われていました。私たちは疲れていたのですがしっかり見学させてもらいました。霊の見分けをしつつ・・・・・。
それから孤児院を訪問しました。
もう3時か4時頃になっていたのですが、皆疲れていたにもかかわらず、チームの人たちは、子供と遊びました。
パウロ牧師と兄弟たちは、草原でバレーボールをしていました。私は、大きなシーソーにのり子供たちと遊びました。でも大きすぎて、どうやっておりたらよいのか分りませんでしたが、スイスから来た兄弟が真中でバランスを取って下さったので、私たちは無事におりることが出来ました。
子供たちは、人なつっこくて、明るく、素直な素朴な感じの子供でした。孤児院で生活しているとは思えないほど、元気に私たちと遊んで(?)くれました。私たちは、すっかり童心に返ってしまいました。
私は、小学生の2年〜3年生位の男の子たちとボール遊びをしました。子供たちは喜んで遊びに熱中していました。スイスから来た兄弟は裸馬に(くらをつけずにのること)乗って走っていました。
広い庭でといっても草がはえている、のびている中で、それぞれ好きな事をして、子供たちと遊び、交わりました。アメリカから来ていたビル&パムさんは、もう疲れて力がつきて木の下で休んでいたのですが、日本チームのパワフルな姿に驚いていた様子でした。
私たちは子供たちと遊んでいるうちに疲れはふっとび、喜びで満たされていたのでした。
やがて、お別れの時がやって来ました。
私たちは別れを惜しみながら孤児院をあとにしました。
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