翌日、私たちは長時間車に乗って、
夕方にイリエ・コロアマさんが神様に語られて建築している
孤児院に到着しました。一年前とは全然違って、孤児達も受け入れ、
アメリカやスイスから奉仕者が来られて奉仕していました。



私たちもこの孤児院に宿泊させてもらいました。


孤児院は一年前とは見違えるほど綺麗になり、完成に近づいていました。

私たちが孤児院に向かう途中、おじいさんに連れられた姉弟が車に乗って来ました。孤児院に受け入れられた子たちでした。
孤児院に着いたのは夕方で、夕食にはまだ時間がありました。



パウロ秋元牧師は二人の姉弟と楽しそうに
「おにごっこ」をして遊んでいらっしゃいました。

とても楽しそうで、女の子は「キャッキャッ」と
笑い声をあげて逃げまわっていました。

私たちがパウロ牧師に「タフですね!」というと、
パウロ牧師は、「初めてのところに来て心細いだろうから
少しでも楽しくしてやりたいのだ」と言われました。

私はとてもはずかしく思いました。

この二人の姉弟に対する心遣いのなかったことに


一番手前の赤い服の女の子は、
私たちの車でおじさんと別れて孤児院にやって来た子でした。

秋元牧師は、この子たちと遊んであげていました。
淋しい思いをしているだろうから・・・と。

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デボラの海外宣教の思い出

<連載13>