説教要旨
ローマ人への手紙(44)15章7~13節
■<7>本文の最後になるが、パウロは一致しなさいと言っている。つまり、一致して神様を賛美し、喜んでいきなさい。そして、「互いに受け入れなさい。」その当時はユダヤ人クリスチャンと異邦人クリスチャンは考え方の違いや色々な分派があった。しかし、神様のみ心は、神にあって一つとなっていきなさい!神様の御心を行う時、民主主義では駄目。神様の御心主義が大事。その中で、立てられたパウロに従う事を通して、神のみ心が開かれていく。鍵は、御心がなっているかどうか。パウロを通してローマの人々に信仰の祝福、信仰の手、信仰の立て上げがなされた。歴史的に見ると、この後、「使徒後教父」の時代に入る。エルサレムの教父があり、ローマの教父、アンテオケの教父、色々な教父がある。その中で、ローマの教父の方が立てられカトリックになっていく。つまり、パウロが信仰を注いだローマの働きが、この後、全世界に進む。「すべての道はローマに通ず」と有名な言葉がある。つまりローマが一つ抑えられる事を通して、キリスト教が全世界に広がっていくという神様の御心がなっていく。その時に分裂していたら働きは進まない。私達はキリストにつく者であり、一つとなる事をパウロは言っている。■<8~12>「私は言います」つまり「私は断言します」という意味。イエス様は、神様の御心、神の計画を現す為に、割礼のあるユダヤ人の為にしもべとなられ、十字架に架けられた事を言っている。そして同時に、異邦人も神様を信じるようになる為だとここで宣言する。そして、旧約聖書の引用が出てくる。第一サムエル記22:50と詩篇18:49、申命記32:43、詩篇117:1、イザヤの11:10。ここで分るのは、聖書は「律法の書と詩篇と預言書」と言っている。つまり、ユダヤ人にとって聖書は「律法の書と詩篇と預言書」全てを網羅している。特に最後のイザヤ11:12「エッサイの根」とはイエス様のこと。エッサイの子孫からイエス・キリストが異邦人を治める為に立ち上がる。そして、異邦人はこの方に望みをかける。つまり、私達はそのユダヤ人であり、エッサイの根であるイエス・キリストに、この救いの祝福を受けるという事をパウロは言っている。今日、特に覚えて頂きたいのはこの部分。■<13>「望みの神」別訳では「希望の神」とある。神様を信じ期待する心に神様が働いて下さいますように、とここで言っているが、鍵は信じること。働きが大きく開かれ祝福され導かれたのは、一致しているとき。ですから、ここで言っているユダヤ人も異邦人も、互いに一致して進む中で、望みの神、希望の神が、私達に神の働きを見せて下さる。ぜひ信じて下さい。皆さんを通して神様の時は開かれ、皆さんを通して神様の癒やし、宣教、神の栄光が現わされる。それは信じるところから、一致するところから現れる。このことを覚えて頂きたい。(文責:下地直美)