マーシーのどたばた信仰日記
                                         NO.14

 次男 誕生!

 私は32歳で長男を、42歳で次男を出産しました。ずっと一人っ子だった長男が、「僕に弟を与えてください。」と5歳の時から祈り続けた祈りの答えでした。
 私ももう一人欲しいと一緒に祈ってはいましたが、7年も過ぎてくると「イエス様も神のひとり子、うちも一人っ子」とこじつけで自分を納得させていました。
 長男も5年生になり手がかからなくなった矢先の妊娠に思わず「主よ!なぜ今なのですか?!」とすぐには感謝できませんでした。他の事は感謝できても、この事は感謝できず、このことに関しては主にプイと背を向けていました。
 「あなたはわたしに何をして欲しいのか?」と主に聞かれ「この事はなかったことにしてください。」とこたえました。しかし主は、「あなたがたの思い煩いを、いっさいわたしにゆだねなさい。」と語られました。そうは言ってももう高齢出産だし、体力も経済も・・・と言い訳を考えねばってみましたが、結局主は不可能の無い方、最善しかなさらない方というところに行き着き「わかりました。
 最善の時に二番目の子供を与えてくださってありがとうございます。すべて主は最善をなしてくださいますから感謝します。この事も益ですから感謝します。」と受け入れました。家族は皆驚きながら喜んでくれました。

 <棚からぼたもち?>

 早速問題発生です。住んでいるアパートが4階建てでエレベーターも手すりも無く、私達の部屋は4階で、ただでさえ上り下りが大変なのに妊娠中や出産後かなり大変になることが容易に推測できました。
 「どうぞ御心の住まいを与えてください。」と祈りつつ、あれこれ住まいを探しはじめました。 そして主の恵みによって、奇跡的に一戸建ての新築の家が与えられました!子供を受け取っていなければ決して住めないような家で、このことが本当に主のみこころであることを強く感じました。主は備え主!

<もう一人?>

 出産に関しては、教会のご婦人方の証をもとに具体的に教会で祈って頂いたので、心配された高齢出産のトラブルもなく、分娩予備室では賛美のCDをかけてもらい、破水、陣痛、出産のすべてが2時間で終わりました。
 あまりの安産振りに私を赤丸要注意人物扱いしていた助産師さんが産後2日目には「もう一人どう?」と言われたほどでした!

 <Oh!脳!>

 出産直後実家に戻り、産後一ヶ月位は細かい字や数字を見たりひどく考えたりしないでゆっくりした方が良いのに、アパートに戻った後の体の負担を考えて、早急に引っ越そうと相談し、話が進むにつれ私が考えたり、計算したりすることが増え、ある日頭の中の線がプツプツと音を立てて切れていくと同時にブレーカーが下りたような暗さを感じました。
 そして、それから私の記憶がつながらなくなったのです。何か話そうとしても、「あのさ・・」の次に何を話そうとしていたのか思い出せないのです。相手の話も聞いても憶えられないので会話にならないのです。
 部屋で教会の礼拝テープを聴きながら「感謝します。早く教会に行けます様に」と祈りました。外出できるようになり、主人に「教会に行っていい?」と聞くと「早く行ってきなさい!」と言ってくれました。後で主人に聞くと「お母さんが壊れた。早く教会に行けばいいのにと思ってた。」と言いました。
 主人は救われていて、教会には行かないのですが癒しに関してはたくさんの証を聞いたり体験もしているので、早く教会に行って祈ってもらった方がいいと思っていたそうです。
 それから教会の礼拝に出るたびに、私の頭のために祈ってくださいとお願いすることも忘れる状態でしたが、ただ主の臨在に触れ礼拝の中で薄絹を1枚1枚はがす様に癒されていくのを感じ心から感謝しました。
 ハレルヤ!引っ越した先の近所の方に看護師さんがおられ、周りの方に助けていただきました。今思うと何度も同じ事を聞いたり驚いたり随分変だったと思うのですが、まったく嫌な顔ひとつしないで根気よく話して下さり、3年くらいで普通に戻りました。主は近所の方まで備えてくださったのです。

 <新居の聖別>

 入居する時、この家は地鎮祭をしていないと聞いた主人が「牧師にお祈りしてもらおう。」と提案、建設会社の担当者も「是非立ち合わせて下さい」と言われ、牧師、主人、担当者、私の順に並んで、手を叩きながら賛美し、声に出して一緒にお祈りしました。ハレルヤ!

<献児式>

 献児式の時、主人と両方の両親が出席し、福音がまっすぐ語られ、主人と私の両親がはっきりと告白し、救われました!ハレルヤ!
 主は次男の誕生を喜んでくださり、家族・親族に救いを与えてくださいました。

<子どもの祈りと感謝>

 次男は私がちょっとでも「痛い」と言うと、ピューっと飛んできて「天のお父様、お母さんの痛い痛いを治してください!イエス様の御名によってお祈りします!」と祈ってくれます。すると本当に痛みがやわらぐときが多く「治った!感謝します!」と二人で喜びます。
 たまに私が怒ると「感謝でしょ?」と言われます。この前は次男がおもちゃを外に置きっぱなしにしていたので、叱ろうとしたら「感謝しまーす!」と飛んで行きました。先に感謝されると叱るわけにもいかず、お互いに主に守られています。


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