寒冷じんましんがいやされた!!

蚊にさされたのかな?


私が、寒冷じんましんになったのは高校3年生の秋ごろでした。
商業科だったので、そのころはプログラミングの検定があるので、
大変忙しい日々を送っていました。
体がきつくても学校の授業を休む事さえできませんでした。
体が弱まって、きつくて、「もう休みたい 」と思った日のことです。
学校で授業を受けていた時、ひじの辺りがかゆくなり始めました。


  「変だな? 」と思いつつも、蚊に刺されたものだと勘違いをしました。
かゆいまま家に帰って母に話しても、よく分からずじまいでした。
季節がだんだん寒くなっていきましたが、
それにともなって体中がどんどんかゆくなりました。足や手、腕が膨れ上がって、
かゆくてたまりませんでした。


寒冷じんましんです


 どうしていいか分からず日数が過ぎてしまい、病院へ行くのも遅れてしまいました。
最初の病院では原因が分からず、2つ目の皮膚科の病院で、
かゆい病気の名前が分かりました 。「寒冷じんましん 」でした。
3つ目に行った皮膚科の先生は、「5日で治します!」と言われましたが、
5日では治りませんでした。でも、その病院に行き始めて、
ようやくかゆみが収まってきました。薬が自分と合ったからです。


  私はその薬を飲まないと体中がかゆくなります。
だから私にとってその薬は、手放せないものになりました。
病気の初期のころ、ぶくぶくに膨れて私はよく泣きました。
かゆくてかゆくて…。
ですから聖書の「ヨブさん」の気持ちが、少し分かった気がします。


信仰の告白


 17歳の時に寒冷じんましんになって以来、長い時期、
自分では「もう寒冷じんましんなんて治らないかもなぁ?」なんて思っていました。

  去年の秋ごろから信仰の告白をし続けるようになりました。
その中で、「治る!」という思いが来て、そして「もうすぐ治るんじゃないか!」
という思いがきたのです。

  さらに驚きなのは、以前、病院に父と一緒に車で行った時、
病院の駐車場から虹が見えました。その時にも「治ります!」と宣言しました。小声で!

  「治る!」という思いがきたころから、「薬は飲まなくてもいいのではないか?」と
考えるようになりました。初め、朝晩飲む薬を「1日1回飲むだけでもかゆみが収まる」と
いうことを皮膚科の先生に話したら、「それならそれでいいでしょう」と言われたのです。
こうして薬は1日1回飲むことになり、2週間に1回通うはずの皮膚科にも
1か月に1回通うことで済むようになりました。


  本当は自分では、3日、4日くらい薬を飲まなくてもかゆみは出ないというふうに
思っていましたが、ちゃんと先生の言う事を聞いて、1日1回の薬は飲み続けまし た。
ただ 、薬だけに頼らず、夜、時々「寒冷じんましんはいやされます」という
信仰の告白をして寝ていました。


娘よ。あなたの信仰があなたを…


 23歳になった2月のある日、私は風邪を引いてしまいました。
40度の熱になりながら祈りました 。
「私の寒冷じんましんはいやされます!」と信仰の告白もしました。
ベッドの中で…。


  「娘よ。あなたの信仰があなたを直したのです 。
安心して帰りなさい。病気にかからず、すこやかでいなさい」

(マルコの福音書5章34節)

  このみことばはずっと前から与えられていましたが、
私はこれをなかなか握る事ができませんでした。
自分の小さな信仰で、「いったいどうやって治るんだろう?」と疑問に思っていたのです。

  しかし、今回はみことばを握りました。そうする中で、風邪の時も、
高熱で体中がきつい中でも祈る事ができました。
信仰の告白を宣言し続けるということを学んでいたので、
風邪であっても告白し祈り続けました。この時とばかりに! 

  そして次の日…かゆみはなかったのです。
でも自分的には、40度の熱の熱さの中で、寒冷じんましんのアレルギーが
消えてしまったのでは?と思ってしまいました。
しかし、それからさらに数日たっても、
異常なかゆみで大変ということはなくなったのです。


  やがて熱も下がり、ふと、寒冷じんましんの薬を飲むはずだったのに、
まったく飲み忘れていたことに気が付きました。
薬を飲まなくても体がかゆくなかったのです。
その時、私の「寒冷じんましんがいやされた!」ということが分かりました。


  それから2カ月以上たっていますが、
寒冷じんましんの薬を飲んでいない生活をしています。
今から思えば、風邪になっても「治る!」と宣言できたことが良かったと思いました。
薬を飲まなくなってから、多少かゆさは確かにありましたが、でももう薬は飲んでいません。飲まなくても良いようになったのです。

今でも、以前、病院からもらった「アレロック(かゆみどめの薬)」という薬が
10粒残っているのです! 今回、神さまは生きて働かれるお方であることを、
再認識させられました! 実際は大変でしたが、
治ったらすごく普通に生活している自分が不思議に思います。
主の御名を賛美します!!



 (写真 天文館公園で、ゴスペルライブ♪

(鹿児島県 デボラ大内いずみ)

み声新聞 2007年5月6日号(第413号) 5面・伝道面に掲載

「娘よ。あなたの信仰があなたを直したのです。
        安心して帰りなさい。
   病気にかからず、すこやかでいなさい」
       (マルコの福音書5章34節)