イスラエルへ

10年前のことです。
私たちの群れ(教会のグループ、団体)では、毎年1回、
11月にイスラエルへの海外宣教があり、その年は、
エジプト・イスラエルへ行く日程の派遣でした。
その派遣の日程の内容では、エジプトにあるシナイ山に
登ることになっていました。

それを聞いた時、私は、シナイ山に登りたい
という強い願いが与えられました。
それで、必要な経済が与えられるように心から熱心に祈り求めました。
御心だったら、行けるように祈り続けました。

そして、教会の方から献金が与えられ、
神様は主人と私に経済を与えてくださり、
派遣に参加することができました。

「求めなさい。そうすれば与えられます。
捜しなさい。そうすれば見つかります。
たたきなさい。そうすれば開かれます。
だれであれ、求める者は受け、捜す者は見つけ出し、
たたく者には開かれます。」(マタイの福音書7章7節〜8節)


座骨神経痛のいやし

運動不足で体力に自信のなかった私は、8合目までラクダに乗って登り、
教会の方々とともに、神様を礼拝し、降りてきた時、
座骨神経痛がいやされていることに気づきました。

イスラエルチームへの派遣前は、左足に痛みがあったのに、
気がつくと痛みが無くなっていたのです。ハレルヤ!
神さまは、チームに参加するなかで、まず座骨神経痛をいやしてくださったのです。

そして、派遣中になされた、神様の癒しはそれだけにとどまりませんでした。
その後、チームはイスラエルに入国し、ガリラヤ湖のほとりにあるホテルで、
毎晩聖会が持たれていました。


シェーグレン病を患って

その聖会が終わった後に、いやしが必要な人のために祈ってもらう時が
与えられました。参加されていたY牧師夫人が私のために祈ってくださいました。

当時、私はシェーグレンという病気になって、通院していました。
シェーグレンとは、膠原病の一つで、
自分の免疫機能が自分の身体を攻撃する病気で、
耳下腺(唾液がでる所)が攻撃され、破壊されて、
そこからの唾液は出なくなっていました。
そして、顎下線と舌下腺も炎症を起こしていました。

それで、炎症を抑え進行を遅くするために、
ステロイド剤と唾液が出るための薬を飲んでいました。


太陽の光さえ炎症に

また、薬の副作用で私の顔は光に異常に反応していました。
その症状とは、バイクを乗る時も、食事をする時も、
サンバイザーという光を遮断するものを被っていなければならない
状態でした。太陽の光も、蛍光灯の光も、石油ストーブの光も受けると
炎症を起こし、顔が赤くなり、そして、顔が痛くなりました。
ひどい時は、湿疹が出て、皮膚科に行かなければなりませんでした。


いやされた信仰

ガリラヤ湖でお祈りしていただいた時、いやされたという確信が与えられました。
日本に帰り、血液検査をすると炎症の数値は正常になり、
進行を抑えるだけのステロイド剤も唾液を出す薬もいらなくなり、
病院に行かなくてもよくなったのです。また、サンバイザーもかぶらなくても、
生活できるようになりました。神さまが癒してくださったのです。
心から、いやし主である神様をほめたたえます。

鹿児島市 デボラ大内保子

(2016年2月28日号 み声新聞掲載)



座骨神経痛がいやされた、著者のデボラ大内さん(中央)

座骨神経痛・シェーグレン病のいやし
〜イスラエル派遣でいやされた!〜