躁うつ病が完全に癒された!
 〜感謝と賛美で、薬から解放〜



アルバイト先での失敗

 私が22歳の時に、コンビニのアルバイトをした時のことです。
久々にアルバイトをすることになり、少し不安でした。
教会で、カリスマ聖会という聖会があり、
アルバイトのためにお祈りを講師の牧師さんにしていただきました。
その中で、預言のことばが語られ「3カ月で満足しなさい」
ということばが心にとても残りました。

これから、アルバイトがスタートするのに、
「なんで、3カ月限定なんだろう」と疑問に思いました。
そして、アルバイト生活が始まりました。
いろいろ教えてもらい仕事が出来るようになり、とても楽しい時でした。
失敗もありましたが、そのことも感謝していきました。
しかし、私は少し仕事を頑張り過ぎて
躁的になってしまいアルバイトを辞めてしまいました。
気付けば預言のことばの通りに
3カ月で仕事を辞めてしまったのです。


罪悪感で苦しむ日々

 そして、その後、私は問題を起こしてしまい
お店の方々に迷惑と痛みを与えてしまいました。
それからの私は、薬も多くなり、親に対して反発したり、
攻撃的になり、言うことを聞かなくなり大変なことになりました。
自分を自制することができなくなりました。
親とぶつかると家を飛び出してしまい、
今までになく、すごい躁状態になりました。

少しして、薬が効いてくるとだんだん落ち着いてきて、
自分の状態や、やってしまった事柄がわかりだして、
今度はショックな思いでうつ的になりました。
それからは、毎日フラッシュバックが来て、
起こしてしまったことを思い出して、
「あっ。なんてことを」とか、「うっ」とうめくようになりました。
夜になると悲しくて涙が出て、自分はなぜあんなことを
してしまったのだろう、と罪責感を覚えました。

神さまに心から悔い改めているのに後悔ばっかりの日々でした。
また、外に出ることも怖くなりました。もし、スーパーに行った時に、
以前働いていた職場の方々に会ってしまったらどうしようと
いろんな不安と恐れが頭の中でいっぱいになりました。



神さまからのことば

毎週土曜日は、ゴスペルライブやゴスペルコンサート、
チャリティーコンサートをしているので、
ゴスペルを歌うことや行くことも苦しくなりました。
「こんな自分を見られたらどうしよう。」
毎日、このような思いが押し寄せてくるので、
生きることが苦しくなり、もう死にたいと思いました。

そんなある日、母が教会の礼拝テープを流して聞いていました。
私も聞いていたら、こんな風に語られていました。
「皆さんに、許されている困難を感謝していきましょう。
神さまがその事も益とされます。
また、口に出す言葉の告白を変えて行きましょう。
『私は、毎日が幸せです。』
『神さまが私に最善をしてくださっています』と告白していきましょう」

それを聞いた時、私は、感情が伴わなくてもやってみようと思いました。
毎日、フラッシュバックが来て苦しかったので、
これしか無いと思い神さま向かって告白しました。
「神さま、私は今、幸せです。ありがとうございます。
許された問題は益となります。
今、私に最善がなされていることを感謝します。」と、
一つ一つの問題を神さまに感謝をしました。


感謝と賛美で勝利

 夜寝る前もベットの中で、自分に許された事や
傷ついていること思い煩いを感謝していったら、
ぐっすりを眠れるようになりました。
以前の私は、後悔ばかりして、寝ていましたが語る言葉を変え、
神さまに感謝の告白をして行ったら、
あれほど強く来ていた罪責感が少しづつ小さくなり、
外出することも恐れが無くなり始めました。
自分の弱さ、足りなさから問題を起こし、
痛みや苦しみが許されましたが、
この事を通して私は弱く、罪人なんだとはっきりわかりました。
また、イエス・キリストの十字架の愛や神の赦しも
私の中に深く入ってきて、心に平安が与えられました。

24歳から神学校に入った私は、さらに感謝と賛美を学び、
数年後には、薬から解放され、
7年経ち、完全に躁うつ病が癒されました。
癒してくださった神さまに心から感謝をお捧げいたします。



大内いずみ