主日礼拝説教要旨
2013年9月8日 ヨハネ森啓一牧師
ヤコブの手紙1章1節~4節「試練を喜ぶ」
ここでのテーマは「試練を喜ぶ」です。ヤコブは、クリスチャンがこれから許されてくる迫害 困難の中で信仰の行いを選択する事は難しくなる事を知っていました。そしてそれが危険であることも知っていました。ですからこれから許されて来る試練、困難の中で試練を「この上もない喜びと思いなさい」、つまり信仰を働かせよといっています。神は意図的に試練を与えられます。それは私達の信仰を建て上げ、引き上げる為であり、又神の計画を進め私達が神の祝福を受ける為です。試練の対応として、「喜べ」といっています。しかし自分の肉では喜べません。だから信仰を用いて「喜べ」と言っています。試練の中信仰を働かせ、祈り、感謝をし、喜びの声を上げるならば、神の力が与えられ忍耐が生じるのです。忍耐とは「力」のこと、問題の後ろに神の祝福があると確信し現す力が忍耐です。その忍耐を働かせれば大人のクリスチャン、つまりクリスチャンとして信仰生活を実践する者として完全になって行くのです。ですからクリスチャン生活においては試練は大切なものなのです。信仰を全うさせる行いが試練なのです。試練を「この上もない喜びと思い」信仰の対応をしていきましょう。その時、私達の思いを遥かに超えた神の祝福が豊かに現れてくるのです。(文責 森本)