主日礼拝説教要旨
2013年8月11日 ヨハネ森啓一牧師
コリント人への手紙第二 12章9節~10節
パウロが福音宣教をしていく中で いろいろな困難や問題が赦されました。 12章9節~10節は、7節~8節に書かれているパウロの願に対する神の答です。 8節でパウロは三度も主に願ったと書かれていますが、この「三度」は単に三回という意味ではなく、何度も何度も繰り返してという意味です。 何度も何度も願い求めたパウロに対し、神は「わたしの恵みは、あなたに十分である。というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現れるからである。」と答えています。 主は私たちを祝福して下さる神であり、その恵みは永遠に変わることがありません。 このところから、神の祝福を受ける三つのポイントを学ぶ事が出来ます。 第一:主の恵みを受けるためには、教会に繋がること、そして遜ることです。 救われた私たちは、個人として神の子供となり恵みを受けると共に、教会の一部分一部分として恵みを受けるからです。 教会の頭はキリストであり、教会にキリストの恵みが満ちていると聖書は言っています。 それとともに、遜ることです。 高慢、高ぶりは恵みを受け取れない一つの原因です。 「神は高ぶる者を退け、へりくだる者に恵みをお授けになる。」ヤコブ4:6 と聖書は 言っています。 へりくだるとは、具体的には神の声に聞き従うことです。 第二:信仰を用いることです。 12章9節に「弱さのうちに」と書かれていますが、この弱さとは病、問題を意味します。 ですから、病や問題の中で信仰を用いる時、病や問題を通して神の力が現わされるのです。 感謝、賛美、祈る、聞き従う、喜ぶなど、信仰を用いていきましょう。 第三:病や問題を喜ぶことです。 「私の兄弟たち、さまざまな試練に会う時は、それをこの上もない喜びと思いなさい。」ヤコブ1:2 と書かれています。 喜ぶことは信仰を用いることです。今、赦されている病や問題を喜びましょう。 主は祝福で満たして下さるお方です。 主を信頼し、感謝と喜びをもって主に従っていきましょう。 (文 青木)