主日礼拝説教要旨
2013年7月7日 ヨハネ森啓一牧師
へブル人の手紙12章1節~3節
12章は、信仰生活の競争を忍耐をもって走り続ける事について書かれています。 1~3節は、そのための準備と、目標について語っています。 1節の多くの証人たちとは、11章に書かれている信仰の人々を指します。 信仰の証人たちの記録が、私たちを励ましているので、忍耐をもって走り続けようと言っています。 まず、忍耐をもって走り続ける準備として、二つの事が書かれています。 第一、いっさいの重荷を捨てること。 これは、自分の計画や価値観を捨て、神の計画を選びとることです。 第二、まとわりつく罪を捨てること。 つまり、日々の生活の中で、正しく悔い改めをすることです。 そして、これらの準備の上に、目標を持つことです。 その目標とは、イエス・キリストと、キリストが与えるビジョンです。 目標が定まっているなら迷うことはありません。目標から目を離さないことです。 イエス・キリストは御自分の前に置かれた計画(十字架を通して、すべての人が救われる。) をはっきり見ていたので、十字架を忍び、神の御座の右に着座されました。 キリストの再臨が近づいているこの時、私たちは最終ランナーとして、いっさいの重荷とまとわりつく罪を捨て、神が与えるビジョンをしっかり据えながら、信仰生活の競争を忍耐をもって走り続ける事が大切です。 (文 青木)