主日礼拝説教要旨
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2013年2月17日 ヨハネ森啓一牧師
マタイの福音書8章5節~13節
ここは、神の言葉の権威と、権威の下にある恵みについて書かれています。
百人隊長は、ローマの軍人であり異邦人でした。
その彼がイエス様に、自分の僕が病で苦しんでいるので、癒して欲しいと懇願しました。
その時、イエス様は「行って直してあげよう。」と言われました。
ところが、百人隊長は「主よ。あなたを私の屋根の下にお入れする資格は、私にはありません。 ただ、お言葉を頂かせて下さい。そうすれば、私の僕はなおりますから。」と言っています。
彼は正しい信仰を持っていました。 自分が罪人であると認めていたので、自分の家にお入れする資格はないと言ったのです。 それと共に、イエス様の言葉には権威があり、必ず成就することを知っていたし、信じていたのです。
彼は百人隊長として、彼自身も権威の下にあることを通し、権威が語った言葉はその通りになることを学んでいたからです。 そして、その僕は癒されました。
この信仰にイエス様は驚かれました。 この信仰は本来、選民であるユダヤ人が持っていなければならなかった信仰です。
しかし、ユダヤ人は自分たちは律法を守っている。自分たちは正しいという所に立っていました。
私たちも律法的な歩みになることがないよう、注意しなければなりません。
私たちが救われたのは、一方的な神の恵みによるからです。
神の言葉に信頼し、従う歩みを強めていきましょう。
(文 青木)