天国の希望


 今から約400年前、長崎駅近くの西坂という丘で、クリスチャン26人の処刑が行なわれました。理由はどんなことをしても信仰を捨てなかったからです。
 その中に、誰よりも明るい12歳の少年がいました。
 一人の役人は、その彼があまりにもかわいく、このまま死んでいくのがかわいそうになり言いました。
「おまえを私の養子にしてあげよう。そうすれば死ななくてすむし、長く生きられる。おいしいものも食べられるし、楽しいこともいくらでもできる。ただ、そのためには信仰を捨ててくれ。条件はそれだけだ」
 少年は答えました。
「永遠の命を失っては、いくら長く生きらても、おいしいものを食べらてもそれが一体なんになりますか。お役人様こそイエス様を信じて一緒に天国へ行きましょう」

 聖書には、天国の存在が明確に述べられています。

 彼ら26人はその丘の上で処刑されましたが、その時にその丘はまるで天国が降りてきたような喜びに包まれたそうです。彼らは今も天にいるのです。

 私はクリスチャンでしたが、天国についてはなんとなく信じられず、どこかはっきりしないものだと実はずっと感じていました。そんな時、私の母親が亡くなったのです。
 しかし不思議なことが起こりました。その時から私たち家族のうちに神さまの特別な助け、特別な恵み、特別な計画が次々と現わされるようになったのです。私の天国に対する思いは一変しました。いなくなってしまったのではなく、家族の一人が天国に先に行っただけなんだということを非常に強く感じました。

 私たちは死んだら終わりなのではありません。私たちは永遠の存在なのです。そして、自分が罪人であることを認め、私たちの罪の身代わりであるイエス・キリストの十字架を信じ、罪を悔い改めるならば、私たちはみな永遠のいのちを受け、天国に行くのです。
 誰一人、例外はありません。ただ一つ、キリストの十字架によってすべての罪は赦されるのです。


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